作品概要
何気ない自分の日常をいろんなところからスマホを使って撮影してみました。
もしも自分が椅子の下を掃除する掃除機だったら…もしも自分が人に踏まれる階段だったら…
そんな普段見ることができない視点を体験できる映像になっています。
制作過程
まず、この卒業制作をする際、撮影方法を少し工夫するだけで誰でも面白い映像を作れることを伝えたいと思ったことがこの映像を制作することになったきっかけでした。
その「誰でも」というキーワードから「日常」という特別なことではなく、誰もがいつも体験していることを映像にすることに決めました。
次に、この「日常」というテーマから面白い映像に作るためにはどうすればいいのかを考え、自分の視点だけでなく、様々な視点に注目することで、何気ない日常の風景でも、新しい見方ができるのではないかと考えました。例えば、掃除機の前にスマホを置くだけでも、掃除機に吸われるゴミの視点を体験できるようになり、自分を吸うために徐々に掃除機が迫ってくるという映像を撮影することができました。
この掃除機のシーンをヒントに床、自分の手のひら、自転車など、様々な視点からの映像を撮影していきました。
工夫したシーン
掃除機の真下から撮ったシーン
ただ床にスマホを置くだけではうまく真下からの映像が撮れなかったため、並べた本の下にスマホを置くことで真下からの撮影に成功しました。
風呂場でのシーン
自分のスマホは防水スマホではないため、ちょうどサイズが合っていたマスクの袋を使用しました。
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