<作品紹介>
このゲームは、従来のボードゲームではなかった2つのボードを用いた「RTS(リアルタイムストラテジー)ゲーム」です。
※スマホで見やすいように縦動画、サイトを作成致しました。
<基本情報>
ジャンル | リアルタイムストラテジー |
プレイ人数 | 2~4 |
想定時間 | 45分 |
内容物
☆カード ・・・35枚
アクションカード ・・・23枚
ハプニングカード ・・・12枚
☆マップ ・・・2枚
バトルマップ ・・・1枚
ムーヴマップ ・・・1枚☆サイコロ ・・・1個
☆動物のコマ ・・・5個
ウサギ ・・・1個
イヌ ・・・1個
イタチ ・・・1個
ハリネズミ ・・・1個
クマ ・・・1個
☆ムーヴマップのコマ ・・・4個
<制作動機>
私たちの研究室の卒業生の作品に、路線図ケイドロという作品があります。
これは、警察とドロボウ、つまり攻撃と守備に別れたマップがそれぞれ独立しており、ゲームの性質上『お互いのマップを見ないようにする』という条件が必要でした。この『二つのボードを独立して使用したボードゲーム』の逆が、私たちが目指している『2つのマップを連動させるゲーム』であり、我々の制作におけるきっかけとなりました。
そこに、先行研究の作品からのひらめきを受け、カードを使って選択肢を増やし、戦略性を生み出すボードゲームの制作をしたいと考えました。
<遊び方>
〇ゲームの準備〇
- テーブルの中央にバトルマップとムーヴマップの二つを用意してください。
- プレイヤーはイタチ,イヌ,ウサギ,ハリネズミの動物の中から好きな動物を選択してその動物のコマを自分のコマとして扱います。
- アクションカードとハプニングカードを分けてシャッフルしてそれぞれ山札を作ります。
- プレイヤー番号を決めます。番号は一番はじめのラウンドの動きに関係します。
(詳細は後のゲームの進め方を参照) - 番号を決めたらそれぞれバトルマップにある1P,2P,3P,4Pに配置します。
- それぞれ配置したマスの色と同じ色のコマをムーヴマップのSTARTに配置します。
- クマのコマをバトルマップの真ん中のExと書かれたマスに配置します。
- 各プレイヤーは手札が3枚になるようにアクションカードを山札から引きます。
これでゲームの準備は完了です。
〇ゲームの進め方〇
Win!ter!は大きく分けて3つのステップで進行します。
1.プレイヤー行動→2.クマの行動→3.次の行動の準備
以上のステップを繰り返していきます。
また、この1〜3のステップの一連の処理を『ターン』といいます。
1.プレイヤー行動
プレイヤーがサイコロやカードを用いておこなう行動をプレイヤー行動といいます。
①.1ターン目のみ1Pから行動を開始します。
②.サイコロを振り、出た目の数だけバトルマップのコマを好きに移動します。
※移動先のマスに他のプレイヤーやクマがいる場合はそのマスに移動することができません。
③.移動した結果、止まったマスがハプニングマスやポイントマスであればマスの効果に従った処理をします。
※止まったマスに他のプレイヤーかクマが隣接していた場合は攻撃をおこなうことができます。
③-1.ハプニングマスとポイントマス
- ハプニングマスに止まった場合、ハプニングカードの山札からを1枚ハプニングカードを引きます。ハプニングマスに止まったプレイヤーはハプニングカードに書かれた効果に従って処理をします。
※ハプニングカードの効果を処理することができない場合はハプニングカードの効果は適用されません。 - ポイントマスに止まった場合、ポイントを+1し、ムーヴマップのコマを一つ前に進めます。
③-2.攻撃
- 攻撃は宣言するだけで相手からポイントを1奪うことができます。
- この際に攻撃を宣言したプレイヤーは使用することができるカードを手札に所持していれば使用することができます。
- 攻撃を受けるプレイヤーも使用することができるカードを手札に所持していれば使用することができます。
- また隣接していない場合でもカードの効果が適用範囲であれば攻撃をおこなうことができます。
④.攻撃の処理が終了した場合、もう一度サイコロを振り移動することができます。
- 移動した際、空白のマスで他のプレイヤー、クマが隣接していない場合は手番が終了します。
※それ以外の場合は3の処理をします。 - 2回目の攻撃をおこなう場合は攻撃を宣言するとポイントを2奪うことができます。
- 3回目は3ポイント、4回目は4ポイント、と奪うことができるポイントが増えていきます。
※一度攻撃したプレイヤー、クマには再度攻撃をおこなうことはできません。
⑤.攻撃する相手がいなくなる、もしくは攻撃することができなかった場合は自分の手番が終了します。
- 自分の手番が終了したら次のプレイヤーに手番を回します。これを全てのプレイヤーが終えるまで繰り返しおこないます。
全てのプレイヤーが手番を終了したなら
クマの行動に移ります。
2.クマの行動
全てのプレイヤーのプレイヤー行動が終了した際にクマの行動が発生します。
- サイコロを振り、出た目と同じ数字の書かれたExマスにクマを移動させます。
・移動先にプレイヤーがいた場合、プレイヤーはポイントを3点失い、周囲の1マスのいずれかに配置しなおします。 - 再度サイコロを振り、出た目に応じてムーヴマップに書かれた行動をおこないます。
3.次の行動の準備
- クマの行動が終了したならば冬の激しい寒さが動物たちを襲います。
- このポイントの変動を『寒波』といいます。
・この時、ムーヴマップのコマをターン数に応じた分コマを下げます。
※ムーヴマップの右下の表も参照してください。 - 各プレイヤーは、手札のアクションカードが3枚になるように山札からカードを引きます。
- ムーヴマップのポイントを確認して一番ポイントが多いプレイヤーからプレイヤー行動をおこないます。
※同じマスにプレイヤーが複数いる場合はプレイヤー番号が若い順番から行動をおこないます。
〇ゲームの終わり方〇
- 各プレイヤーの攻撃、クマの行動などによってGAMEOVERマスに止まった場合は、プレイを続行することが可能です。
※ただし、寒波によってポイントが減少した時にGAMEOVERマスに止まっている場合はその場で脱落となります。 - 最後まで寒波による飢えをしのぎ、最後の一人となったプレイヤーを勝者とし、ゲームを終了します。
- 寒波のポイント減少時に、複数のプレイヤーがGAMEOVERマスに同時に到達した場合、ポイント減少前にGAMEOVERマスから最も遠いマスにいた”プレイヤーの勝利”となります。
(同じマスの場合は複数勝利となります。)
<制作物>
バトルマップ
ムーヴマップ
アクション&ハプニングカード
カードデータのダウンロードは下記URLから
(https://drive.google.com/file/d/1XcNg59Hwm3yCBgj9Wrn273fIfSEXU7Mf/view?usp=sharing)
※実際の制作物です。常識の範囲内で、ご自由にお使いください
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