大阪電気通信大学

行き当たりばったり厨房

制作経緯

このゲームは自分もテーブルゲームを作ってみたい、というところから制作が始まりました。ルールを考える際には、「意図してコンボをできないようにする」や、「勝敗がわかりやすいこと」をモットーに作り、今のルールに決定しました。

幻燈ビジョンプロジェクトについて

今回の卒業制作は幻燈ビジョンプロジェクトという、「Arcoマーカーを用いて、テーブルにモデルを投影し視覚的にも楽しめるボードゲームを作ろう」といったプロジェクトのもと、制作しました。また、このゲームでは「カードを盤面に置くと、そのカードの上に対応した食材、調理法が浮かび上がる」という表現を使用しています。

ゲームの概要

「行き当たりばったり厨房」は想定プレイ人数3〜7人の料理とディベートをテーマにしたテーブルゲームです。
プレイヤーは1対1で山札から引いた食材、調理法を用いて即興料理を作り、それを手番以外のプレイヤーに評価してもらい、最終的に一番評価をもらうことで勝利となります。

ジャンル:テーブルゲーム
想定プレイ人数:3〜7人
プレイ時間:20分〜30分程度

内容物

  • ルール説明書
  • 食材カード(39種類 52枚)
  • 調理法カード(6種類 12枚)
  • ハプニングカード(8種類 15枚)
  • サイコロシート(3種類)
  • 評価チップ(40枚)
  • サイコロ(1個)

カード一覧

食材カード(39種類 52枚)

調理法カード(6種類 12枚)

ハプニングカード(8種類 15枚)

サイコロカード(3種類)

評価チップ(40枚)

ゲームの準備

  1. 食材デッキ、調理法デッキ、ハプニングデッキをそれぞれシャッフルし、テーブルに置く。
  2. 評価チップを1人につき、参加人数から2を引いた枚数配る。
    (3人なら1人1枚、7人なら1人5枚配る)
  3. ジャンケンなどを使って1番のプレイヤーを決める。その後、1番から時計回りに参加人数分の番号を振る。

ゲームの遊び方

※最初は1番と2番が手番プレイヤーになる。

  1. 手番プレイヤーは食材デッキから2枚、調理法デッキから1枚カードを引く。
  2. シンキングタイム(2分)を取り、それぞれ引いた食材と調理法を用いた料理を考える。
  3. 双方、考えた料理を発表する。発表する順番は問わない。
  4. 手番プレイヤーはハプニングデッキからカードを1枚ずつ引く。
  5. 手番以外のプレイヤーはハプニングカードの内容を加味した上で、美味しそうだと思った料理を作ったプレイヤーに評価チップを一枚渡す。
  6. 手番を隣に移し、1〜5の手順を行う。
    (1vs2 → 2vs3 →3vs4のように手番を回す。)

一周した(最後の番号vs1が終わった)ら各自所持してる評価チップを数え、一番チップの数が多いプレイヤーが「マスターアドリブコック」となり、ゲームの勝者になる。

作者プロフィール

中井稀大

総合情報学部 デジタルゲーム学科
情報デザイン研究室

最近はVRChatにドハマり中。

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