大阪電気通信大学

Arcane Sanctuary

完成品

作品概要

音楽ゲームサイズのインスト楽曲のMV(ミュージックビデオ)です。

制作意図

長元(音楽担当)
 昔から音楽ゲームを好んでプレイしており難易度問わず様々な曲を遊ぶのが好きです。音楽ゲームを通じて知った曲や好きになった曲が多数あり、音楽ゲームを遊ぶだけでなくそのゲームに入っている曲そのものを楽しむといった感じもよくあります。そんな中で今回、今まで聞いてきた様々のジャンルの楽曲の経験を元に自分なりの音楽を作ってみることにしてみました。

浦野(映像担当)
 私は趣味としてゲームセンターの音楽ゲームをよくプレイしています。プレイ画面に譜面と映像がついており、私は映像の方に魅力を感じゲームをやっているので、今回は音楽ゲームで流れている映像のような作品を作りました。音楽ゲームは楽曲とゲーム性だけでは無く、映像が付いている作品もあることを知ってもらう事とその映像の存在感を感じて貰いたい。

工夫した点

長元(音楽担当)
 3/4主体でオーケストラ調の楽曲を制作。ただ実際のオーケストラでは絶対に使われないような楽器もあえて使用し、音楽ゲームの曲特有の混沌とした雰囲気も演出として自分なりに表現してみました。
 聞いてみて心地の良いと思ったフレーズをいくつか用意しそれらを組み合わせて一つのものにしました。特に気に入っているのは曲の中盤と終盤あたりに流れるアルペジオ(分散和音)というものです。ざっくり言えば音程が階段状に上がったり下がったりするのを素早く繰り返すものになります。

 音楽ゲームに収録される楽曲によく見かけられるフレーズで、私も曲を制作するにあたってこれだけは絶対に入れたいと思っていました。
 また、最後の盛り上がりの部分ではそれまでのメロディで使った楽器を全て使い1番の盛り上がりを表現できるように工夫しました。

浦野(映像担当)
 某音楽ゲームの映像作品っぽいものを制作。 ストーリー性が無い、楽曲にあった雰囲気の映像

作品の構成:ストーリー性がない理由としては、3D作品を取り入れたBGAはストーリー性が無いものが多く、今回はそれに習って制作しています。

作品の内容:非現実的な世界というコンセプトで制作しました。私はアニメをよく見るのですが特に好きなのが、西洋モチーフの街並み(レンガ造りの城下町など)が好みなので、今回作成した作品では、西洋モチーフで進めました。非現実的な表現として、作中に洋風とは違う異質な機械が動くシーンがあるのですが、最近のアニメでよくあるダンジョン系の作品で、街は洋風、洞窟は近未来の装置みたいなイメージです。

 非現実的な世界のほかに裏テーマ(?)として、作中のストーリーにはなっていないのですが、「冒険」を作中に込めながら制作しました。理由としては、今までのんびり時の流れに沿って生きていた自分は大学選びの際、やりたいことは特になかったのですが「デジタルゲーム学科」という名前に惹かれ、よくわからんが行ってみようと、大阪電気通信大学を選択。グラフィック+アートを専攻してみると、とても自分の性に合っており、チャレンジしてみるのもいいなと感じました。どこかの有名な少年が「人生は冒険や」と言っていましたが、人生を冒険してみるのもありではないかと感じ作中の裏テーマとしました。

作者プロフィール

長元 虎汰郎

音楽担当、音ゲーが好きな一般人。ジャンルを問わずいろんな音楽を聴くのが好き。相方の浦野くんの親密度をMAXにするにはあと36年かかるらしいです。

浦野 琳太朗

映像担当の浦野です。ペアの長元とは音ゲーで繋がり、今の親密度は1/10くらい仲良くなりました。

大学から3Dを学び始め、趣味のイラストを盛り込んだ作品を作りました。

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